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ニンニク栽培準備

慣行のニンニク栽培は種を農薬の粉で白くなるほど消毒します。うちは農薬を使わないので、50℃くらいの温湯消毒を数十分ほど施します。

種ニンニクをお湯で温めることで病原菌やカビ胞子、また小さな虫などを死滅させることができます(たぶん)。やるのとやらないのとでは、翌年の収穫直前で結果が全然違います。

この方法で、もう何年もニンニクが病気になったことはありませんから、農薬使っている人にも試してほしい消毒方法です。

50℃のお湯に浸して種が死んだりしないのか、と思う人もいるかもしれませんが、いままで大丈夫だったので私は大丈夫と思います。

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ブルース

私はただの農民ではありますが、同時にただのブルースギタリストでもあります。若かりし頃より考えていた「ブルースとはなんぞや」という問いに対して、「綿花なんじゃないか」と勝手に答えを出してみました。

ということで、今年は春先から育苗して和綿の栽培を試していました。寒い阿蘇で綿は育たないかも、そういう疑念を払拭するほど可愛い綿花が咲き誇り、いまや和綿天国。雑草にまみれて、白い綿が押し潰されそうになりながら「おう、はよ収穫せえや」と手をふっています。

綿を何に使うのかと申しますと、考えていませんでした。ただただ、一生に一度は綿花を育てて、黒人奴隷のように泣きながら綿摘みしてみたかったのです。それもこれも、ブルースのためです。で、綿花栽培してみて、収穫の大変さ、畑でせっせと摘む虚しさ。なるほど、これは「泣けるほど」、ツラい。

このツラさをチョーキングの「泣き」に活かそう……そういうネタにしかならなかった和綿栽培でした。ネタだけにタネ(種)はたくさん収穫できたので、和綿の苗などで販売予定です。

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黒ニンニク試作

『現代農業』という雑誌にステロイドを服用している人が記事を投稿していて「黒ニンニクで風邪をひかなくなった」というのがありました。

ステロイドは自己免疫を抑制する薬ですが、免疫力を下げるわけですから、感染症にかかりやすくなります。かといって抵抗力をつけようと免疫力をアップさせると自己免疫が過剰に自分を攻撃してしまう自己矛盾を起こす。免疫力アップのハーブなどはステロイドと拮抗して体調のバランスが不安定になってしまうのです。

黒ニンニクは、数年前、私の父親が癌になって死ぬ直前まで毎日食べていたのを見ていたのであまり(信用できず)好きではなかったのですが、自己免疫と拮抗せずに体質向上が見込める(ステロイドや抗生物質を減らせる)ならばと藁にもすがる気持ちで、黒ニンニクを作ることにしました。写真はその試作第一号、本日完成分です。

フランスなど欧米では高級食材として市民権を得つつあるという黒ニンニク。高級農園(?)を標榜するパカファームとしては路線を大幅変更せずに、健康食品寄りになりすぎないよう黒ニンニクの商品化を進めています。そして……規格外品を病気の家族に食べさせて、薬に頼りっきりの難病を克服しようと計画してます。

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ピクルス(非売品)

売れ残ったキュウリでハンバーガー用ピクルスにしました。タイムも月桂樹もニンニクもカイエンも野菜は全部自家栽培です。キュウリは四葉で、カリッコリッと歯応えが絶妙にして最高。それでいてハンバーガーピクルスらしく、しっとりと芳醇。販売するには加工場を追加しないと許可がでないので売れません(漬物販売許可)。赤牛のハンバーガーには、このピクルスがいいんじゃないかなあと思うのですが、食べてもらえなくて残念!

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サンマルツァーノ(トマト)の食べ方

毎年この季節にはサンマルツァーノを出荷しています。サンマルツァーノといえばピザやパスタにとイタリア料理にかかせないトマトですが、多くの方はドライトマトや水煮のホール缶を想像するらしく「生は食べ方がわからないわ」という意見をよく耳にします。普通のトマトは水気たっぷりなのに対しサンマルツァーノは見た目がハードなので、水を足したり調理しているかもしれませんが、実はサンマルツァーノも自分の水分だけ調理できるみずみずしいトマトなのです。

洗って適当に二つ三つに割ったサンマルツァーノを鍋で火にかけ混ぜていると写真のようにトマトから水分が滲みわいてきます。五分ほどしつこく煮続ければ最後はジュースと皮と種だけに。それをざるでこしてしゃもじとかで押し絞れば、簡単にサンマルツァーノのスープが完成。これをベースに魚介類と炒めてソースにしたり、煮詰めてペーストなどにしていきます。

ちなみにホール缶のサンマルツァーノはトマトジュースに浸かっていますが、あのジュースはサンマルツァーノの果汁ではなく普通のトマトジュースだそうです。まあ、サンマルツァーノで作ったスープ(ジュース)は味が濃く、まったく別物なのは食べたことがあればすぐに違いがわかるほど、サンマルツァーノは「いかにもイタリアン」といったトマト。説明するより食べてもらう方が早い食材の典型です。

リコピンなどの抗酸化成分も普通のトマトの数倍あるそうで、無農薬のサンマルツァーノを見つけたら、ぜひ買って食べてみてください。