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日々、反省しています。

今年いっぱいで返却する畑をきれいにしようと頑張って、野焼きを試みました。風のそんなに吹いていない穏やかな日差しのもと、こなれた手つきで枯れ草に着火して廻りました。焼畑はもう何年も経験しているので、火事になんかならない、そんな火が燃え広がることはない、そうたかをくくっていた馬鹿者の私は、その数分後には火中の人となるのでした。

着火して5分か10分か、急に風向きが変わったのです。それだけではなく、一瞬ですが、強い風が吹いた。その風にほんのわずかな火の粉が舞い上がり、隣の土手の雑木林に飛びました。雑木林の足元は笹が茂っていて、もう何年も手入れはされていないから、毎年私が敷地のぎりぎりまで刈り取って、枯れ草を寄せておいた場所。そこに火の粉が飛び移り、軽く煙が上がったのでした。

そのときは、まだ煙が立ち上った程度。私は念のために畑の火を消して廻りながら、煙の出ている土手に向かいました。が、その時。下の枯れ草が一気に燃え盛り、まさか燃えるとは思っていなかった生の笹が勢いよく燃え始めたではありませんか! 私の身長の5倍くらいの炎がめらめらと燃え始め、私は「まずい、まずい、まずい」と頭で叫びながら、必死に火の中へ飛び込んで消火を試みるも、まったく歯が立たず。なんといっても、想像以上に熱い。あれよあれよのうちに雑木林を横へと炎が燃え広がって行き、どうしようもないことになってしまったのでした。

大問題になる前に自力で解決しようと頑張りましたが、これ以上頑張ると本当の大問題になりかねない。あきらめて119に電話をして、それから数分で3台の消防車がやってきました。途中、頭の中が真っ白だった私の記憶には、この後は火が消えているシーンしか思い出せません。ということで、多くの消防隊員の皆さんに来てもらえたおかげで、火は無事に鎮火。杉木が何本か焦げた程度ですみましたが、一歩間違えていたら阿蘇山大火事の大ニュースになるところでした。いままで生きてきて、消防の世話になったのは初めての経験です。これまで消防なんて意識したことがほとんどありませんでしたが、今回の経験で消防隊員、消防団の皆さんに足を向けて寝られないほど感謝の気持ちでいっぱいです。火をなめていたとか言われれば、返す言葉もございません。ごめんなさい!

ただとにかく、今回火の怖さを思い知ったのと同時に、農業って大変だなあとつくづく感じたのでした。このぼや騒ぎで、土手の地主さんから大目に見ていただきお許しいただけたのには、頭が下がるばかりです。やさしい地主さんで、ほんとうに良かったです。もし許していただけなければ損害賠償になっていたことは確実でしょう。私の立場で言うのははばかられますが、いうなれば「事件」にならなかったからこそ、大目に見てもらえたのでしょう。もし消防のみなさんに消していただけなければ、火は燃え広がって近隣の倉庫や場合によっては住宅などに火が広がれば死者も出たかもしれません。サツマイモを売ったお金では、とても賠償しきれない額になっていたことでしょう。

もう、野焼きはしません。あんな火の広がり方をするなんて、怖くて畑に火をつけられません。しかし、畑は綺麗にしないと返せません。結局、枯れ草を一箇所に手で集めるしか方法はなく、せっせと刈払機で草を切ったり集めたり・・・そんなこんなで奮闘・努力の甲斐もなく、ただただ反省の毎日を過ごしている状況です。

近況報告でした。

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2018年版「いちじくジャム」販売開始。

あの「いちじく果実がごろごろ」でイチジク愛好家の皆さんの一部から高い評価を受けております、PACAFARM謹製『いちじくジャム』が販売開始になりました。2018年版の阿蘇産いちじくも出来が良く、果肉をたっぷり用いて増量させていただきました。トーストにはもちろん、チョコレートや生クリームとの相性も素敵で、お菓子作りの材料にもおすすめです。